Saturday, February 12, 2011

留学準備:慢性疾患をかかえつつオーストラリアに留学するには

留学先はオーストラリア。
クローン病を抱えつつオーストラリアに留学するには。

オーストラリアに学位取得目的で留学をすることになると Student VISA をとることになります。んで、Student VISA 発給のためには、Overseas Student Health Cover (OSHC) という保険に入る必要があります(強制加入)。この保険でクローン病の治療のための費用をカバーできるかを考えてみました。

薬をオーストラリアで調達する場合
前提
1. 海外転出届けを出して、税金、国民健康保険を払わない
2. 保険加入前から煩っている既往症については1年間の待機期間がある
3. 投薬費用の補助の上限が年間$300、1回あたりの補助の上限は$50。
費用
診察料 + 投薬量(ペンタサ1日4gの処方だとして、$330/月、$3960/年)
1年目: $3960 + 診察料
2年目以降:$3660 (診察料はOSHC にてカバー)


薬を日本で調達して郵送する場合
前提
1. 退職した年、その次の年はそれまで働いていた会社の保険の任意継続被保険者となる
2. ↑の次の年からは日本に残る家族の扶養家族になる
費用
1年目:住民税、今働いている会社の任意継続被保険者になる費用
2年目以降:国内に残る家族の扶養家族としてかかる住民税、保険料、特定疾患更新のための費用(日本への旅費)


海外転出して住民税や国民健康保険料を節約するのと、上記費用の比較で決めることになるのかな。ただし、海外転出をしちゃった場合、体調が悪くて緊急帰国、なんてときに面倒なことになるのかもね。今回は日本から薬を輸出する方向で進めてみようかと。


参考
Overseas Student Health Cover (OSHC)
http://www.medibank.com.au/Client/StaticPages/OSHCHome.aspx

オーストラリアでのペンタサの値段
http://www.pbs.gov.au/pbs/search?term=pentasa


オーストラリアの永住権(Permanent Residency, PR)が取れた場合、1ヶ月分のお薬の負担が30ドルくらいになるので、PRさえ取れればクローン病の人でもオーストラリアへの永住は可能かな...。

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